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【チルアウト】夏に聴く邦楽まったりプレイリスト【サマージャム’18】

投稿日:2018年6月24日 更新日:

 何とは無しに、今の気分で夏に聴きたい曲を選んでみたよ。

夏が来る直前の得体の知れぬざわつきに誘われて、自前PCのiTunesからそれっぽいものをセレクトしてプレイリスト組んでみては「あ、夏に踊らされてる」なんてSDPよろしく自身の無自覚な淡い期待を嘲笑いつつも、例年の如し何もないただ空虚で蝉の断末魔すらアスファルトに溶ける白い猛暑のなか悪戯に伸びる自分の影に意味も無く傷つくことを想像しては愚か者めと独り言ちた僕です(意味不明)。

ベストな選曲なのか?と自問し始めると延々と終わらないデスマーチの合図が鳴るので、さらっと何となく適当に並べてみる。少しは更新頻度を上げたいのだよ僕ァ。

夏らしいなんて枕詞に続くアゲアゲ↑アッパー↑↑な感じではなくて、チルアウト↓でまったり↓↓したもの中心です。有りもしない遠い記憶に想いを馳せる的な。

そんな感じで選んだ清涼と文芸を感じる夏の曲たちです。

 

DENIMS 「ゆるりゆらり」
 最近のバンドとか正直もうあんまりわからんのだけれど、相変わらずはっぴいえんど系統のものというのは絶えることがないのだなと。
タイトル通りのゆるくてダルいテイストは6月っぽい気がするんだ。多分これ夏の曲ってわけじゃないんだろうけどね。
ゆるりゆらり
DENIMS
2017/12/13 ¥250

 

鶴 「夏の魔物」
 夏の魔物といえばスピッツか甲子園のアイツなんだけれど、鶴もいいですよと。
健全さから来る爽やかさが心地よい。
メンバーは暑苦しい頭してるけれど。

夏の魔物

2008/07/09 ¥250

 

anderlust 「帰り道」
 今回の並べた曲の中では浮いてるかもしれない。異物感。
ラジオから流れてたのを何となく耳が拾って、どこがどう良いのか自分で説明できないけれどなんかいいなって感じで気に入ったんですけど、調べたら小林武史の娘だったりした。まあびっくり。
ということで白いカイトを思い出したのでした。三つ子の魂百までだ。
夏の曲なのかわからんけど清涼感があって爽やかで良いです。
帰り道
anderlust
2016/03/30 ¥250

 

スチャダラパー 「サマージャム’95」
 ジャパニーズ・クラシック。もう20年以上も前の曲になってしまった。
夕方起きて風呂行って散歩してみたいなモラトリアムの怠惰な生活は社会人になった今としては羨ましくもあり、懐かしくもあったりする。 このチルアウトなトラックがとても心地よいのです。
夏に踊らされてもいいじゃない。ねえ。
サマージャム ’95
スチャダラパー
2007/11/28 ¥250

 

かせきさいだあ 「じゃっ夏なんで」
 じゃっLB繋がりで。かせきもソウルセットも、もちろんスチャもLB勢はどこか文学っぽい匂いがある。
昨今の「本物」指向のヒップホップクルーにはあまり見られないものです。
この白っぽい空気感がたまらない。

じゃっ夏なんで
かせきさいだぁ
2013/02/06 ¥250

 

くるり 「琥珀色の街、上海蟹の朝」
 くるりはそれっぽいことをそれっぽくやるのがすごく上手いと思う。いや、褒め言葉として。この曲に関してはMVが良すぎて評価もそれに引っ張られてるんだけど、この優しくも不思議なSF的世界観が癖になってしょうがない。相対性理論の小学館を初めて聴いたときの感触に似てる(知らんがな)。
深夜のドライブによくあう。
琥珀色の街、上海蟹の朝
くるり
2016/07/06 ¥250

 

tofubeats Feat.オノマトペ大臣 「水星」
 あんまり詳しくないんだけど相当な数のカバーがあるらしいっすね。僕はdaokoぐらいしか知らないですけど。
トラックの音はdaokoよりこっちの方がプリミティブで好き。

 

曽我部恵一 「サマー・シンフォニー」
 曽我部ソロ曲。チルなトラックに浮遊するボーカルが90年代感ある。
こういうピアノが良いのです。
サマー・シンフォニー
曽我部恵一
2010/08/26 ¥200

 

小島麻由美 「夏の魔物」
 スピッツ2ndシングルのカバー。原曲にあった爽やかな疾走感とは真逆なアンニュイでスローなアレンジが何とも言えないもの悲しい夏の終わりを感じさせる。
不意に出る「殺してしまえば」に、うっかり見てしまった浴衣の胸元にも似た妖艶さを感じるのは多分マイノリティ。
iTunesで配信なし

 

砂原良徳 「Sun Song ’70」
 ちょっとブレイク。砂原良徳はこの辺りが一番好きです。
iTunesで配信なし

 

EGO-WRAPPIN’ 「A Little Dance SKA」
 今回挙げた中で一番新しい楽曲。メジャーな人でオーセンティックスカって珍しいのですよ。
中納良恵の伸びやかで気だるいボーカルが夏の夜っぽくて良いのである。
オーセンティックスカはいいぞ→真夏の夜に聴け!なぜか懐かしく響くオーセンティック・スカの世界
A Little Dance SKA
EGO-WRAPPIN’
2018/05/18 ¥250

 

キノコホテル 「還らざる海」
 夏っつーたらGS歌謡。オルガンとファズギター。キノコホテルは楽曲だけ聴いてる分には好きなんだけどな。SMっぽいキャラクターは苦手ですが。
このなんとも言えない湿度の高い空気感が良いです。
還らざる海
キノコホテル
2010/02/03 ¥200

 

Nona Reeves 「Love Together」
 これも結構古い曲だねえ。年とるとそういうのあんまり関係ないけど。
楽曲はパーリーなテイストですけど、インドアっぽい雰囲気があるのは西寺のキャラクターのせいかしら。西寺でググるとサジェストでブサイクって出るのはあんまりだと思う。
一部で有名な某先輩(24)に似てるとは全然思わない。
LOVE TOGETHER
Nona Reeves
2000/03/23 ¥200

 

tofubeats Feat.PES 「poolside」
 MVがなんか気持ち悪い(褒め言葉でもない)。拾ったバッジ呑み込んだのかと思った。曲はいいのにな。
杏里の「プライベート Sold out」って曲をサンプリングしてるらしいです。へぇ。
poolside feat. PES(RIP SLYME)
tofubeats
2014/10/01 ¥250

 

キンモクセイ 「SUMMER MUSIC」
 MVがなんか気持ち悪いその2。狙ってるんだろうけど狙い以上にキテる。曲はもちろん良いです。
「チャコもミーコ」や「高気圧の女の子」なんてリスペクタブルな遊び要素にふふってなる。なった。
SUMMER MUSIC
キンモクセイ
2005/07/27 ¥250

 

私立恵比寿中学 「summer dejavu」
 こういうセットリストでアイドル曲入れるの抵抗あるんだけど、この曲に関してはそんなの関係ねえ。
普通に上質なポップスですよこれは。白昼夢のような淡い感触をもったアレンジが秀逸。ソロパート無しの全編ユニゾンにしたのは正解だね。モンド・グロッソ曲です。
あー松野がいるなあ。
summer dejavu
私立恵比寿中学
2016/08/10 ¥250

 

RIP SLYME 「黄昏サラウンド」
 アコギとコンガ?のゆったりしたグルーヴが夏の終わりっぽいね。オレンジ色っぽい音。
tofubeatsがRIMIXしたものもあります。豆腐ばっかになるから載せなかったけど。
黄昏サラウンド
RIP SLYME
2004/10/06 ¥250

 

EVISBEATSとPUNCHMIGHTY 「夜風に吹かれて」
 音楽のことはよくわからないけれど、この曲の夜っぽさはどこからくるんだろう。タイトルにイメージを引っ張られてるだけではない。
しっとりしたキーボードの音ですかね。
夜風に吹かれて
EVISBEATSとPUNCH&MIGHTY
2016/12/15 ¥250

 

Sunny Day Service 「夏は行ってしまった」
 サニーデイ再結成後初のシングル。MVでは過去作の映像を使用してる。
この古臭いロックのスタイルがやっぱり一番しっくりくるなあ。
通り過ぎた季節に幾ばくかの感傷を乗せて遠くを眺める。ただ通り過ぎただけ。ただそれだけ。
夏は行ってしまった
サニーデイ・サービス
2012/08/15 ¥200

 

以上でした。

どうでしょうかね。滅茶苦茶な選曲じゃねーかって言われてもグゥの音も出ませんけど。

ブログは勢いで書かなきゃいけないねーって気付かされたりしたわ。

ではまた。

Apple music プレイリスト

 

ではではまた。

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