よく晴れた昼下がり浅き眠りにつく心地よさよ。
I’m only sleeping / The Beatles
Sunny afternoon / The kinks
ふわーっとした気分に浸りたい時に聴く2曲。特にキンクスは、頭の中にイギリスの田舎の風景が広がる感じがする。ビレッジ・グリーンやウォータールー・サンセットなんかね。木漏れ日の下のハンモックで、感度の悪いラジオから流れてきたら。いいよね。俺がやっても絵にならないけど。
キンクスが語られる時、その大半は「英国4大バンド」みたいなツマンナイ括りだったり、オール・オブ・ザ・ナイトやユー・レアリー・ガット・ミーみたいなガレージ色の強い曲ばかりが取り上げられがちなんだよね。もちろんそれらもカッコイイからいいんだけどさ。ソフトロック的な気持ち良い部分ももう少し目立ってほしいわけです。私は。
キンクスは土着的というか、イギリス(大雑把)の原風景的な音が同時期のバンドと比較して抜きんでてる印象があります。故に王道を往くブリティッシュ・ポップだと思うわけです。
イギリスなんか行ったことないけどね。