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【マイナー】今こそ遊べ!ハドソンソフト名作集②【後期作品】

投稿日:2015年12月29日 更新日:

「どうしてこうなった」
ボンバーマン (J)0000

はい、ハドソンネタの第二回目になります。
今回はファミコンに供給されたハドソンのソフトの中で、比較的知名度が低いと思われるマイナーソフトを紹介しようという企画。
マイナーソフト紹介は三回目以降にするつもりだったんだけど、こっちが先に出来ちゃったのでまあいいや。
一番美味しいところを外してる気がしますけど知らない。
名作集とか言ってますけど名作かどうかも知らない。



1987年、ハドソン立つ


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ソフト紹介の前に、そもそもハドソンはファミコン用に何本ソフトを出したのでしょうか。

1987年発売のPCエンジンは実質的にハドソン開発のハードであるため、87年以降はソフトの供給先のメインがPCエンジンへと移りました。

力を注いだ大作はPCエンジン、それ以外はファミコンて感じなんでしょうかね。ハードのシェアを考えると、完全にPCエンジンに移行することは出来なかったようです。ファミコンは、まあ、出せば売れるみたいな感じだったしね当時。

ということでこちらを見てもらいたいと思います。

1984年
1 ナッツ&ミルク 7月28日
2 ロードランナー 7月31日
1985年
3 バンゲリングベイ 2月22日
4 チャンピオンシップ

    ロードランナー
4月17日
5 スターフォース 6月25日
6 プーヤン 9月20日
7 チャレンジャー 10月15日
8 バイナリーランド 12月19日
9 ボンバーマン 12月19日
1986年
10 忍者ハットリくん 3月5日
11 スターソルジャー 6月13日
12 高橋名人の冒険島 9月12日
13 迷宮組曲 11月13日
14 ドラえもん 12月12日
1987年
15 ミッキーマウス

   不思議の国の大冒険
3月6日
16 高橋名人のBugってハニー 6月5日
17 ヘクター’87 7月16日
18 ボンバーキング 8月7日
19 桃太郎伝説 10月26日
20 ファザナドゥ 11月16日
1988年
21 サラダの国のトマト姫 5月27日
22 亀の恩返し ウラシマ伝説 8月26日
23 桃太郎電鉄 12月2日
1989年
24 星霊狩り 12月8日
1990年
25 魔神英雄伝ワタル外伝 3月16日
26 キャッスルクエスト 5月18日
27 ビックリマンワールド 7月27日
28 クラックス 12月14日
1991年
29 ジャッキーチェン 1月25日
30 高橋名人の冒険島Ⅱ 4月26日
31 ボンバーマンⅡ 6月28日
1992年
32 スーパー桃太郎電鉄 3月20日
33 高橋名人の冒険Ⅲ 7月31日
1993年
34 FC原人 7月30日
35 桃太郎外伝 12月17日
1994年
36 高橋名人の冒険Ⅳ 6月24日

ハドソンがファミコン用に発売したソフトの一覧ですが、1988年以降本数が減ってるのが見えると思います。

91年以降はスーパーファミコンがメインのハードになるのでまた話が違うんですけども。

88年、89年は特に少なくなっとります。

ハドソンはファミコンのサードパーティ第一号として、任天堂からロイヤリティや販売本数制限の面で優遇されていたんだけど、やっぱり自社ハードに注力していたんだなと。当り前か。

それでもスーファミ時代には古巣に帰ってくるわけだが。出戻りの姉である。

ちなみにハドソン最後のファミコンソフト「高橋名人の冒険島Ⅳ」はファミコンの歴史上最後のソフトでもあります。

スジを通したってことなのか?

そんな混迷の時代にファミコンで出されたマイナーソフトに光を当ててみようというのが今回のお話。

長い前置き終わり。

亀の恩返し〜ウラシマ伝説〜


ハドソン
1989-08-26




仮タイトル「闘亀伝ブリガンディーネ」

キャラバン公式ソフトとして開発されるも発売が遅れて採用にならなかった。らしい。(wikipediaより)元はシューティングゲームだった模様。

奇数ステージが横スクロールアクション、偶数ステージが横スクロールシューティングという構成。ルート分岐もあり、ちょっとRPGっぽい要素もあったりする。

何かバイオ戦士DANっぽいなあって思ったら、同じアトラス開発だそうですね。

浦島太郎をモチーフとしたSFなストーリーは結構作りこまれてたりする。

パケ絵の80年代アニメっぽさ凄いね。金田伊功イズムを感じる。

僕はクリアしたことないです。

星霊狩り


ハドソン
1989-12-08




ハ ドソンがPCエンジンに力を注ぎまくっていた1989年に一本だけ発売されたファミコンソフト。スタンダードな択一式アドベンチャー。原作だか監修だかが 小説家の方らしいです(よく知らない)。この時期あたりから、ゲーム業界の外の人間が脚本にかかわるものが出始めてますね。MOTHERとか星を見る人と か。星を見る人は違うか。鴻上尚史じゃないんだっけか。

初っ端からやたら怖い雰囲気。こういうの苦手なんだよね。未クリア。

これ書くにあたってプレイ動画観たんだけど、やっぱりよくわからん世界だ。序盤は無国籍な感じで始まってすぐ日本の田舎へ行くという。明日香村って奈良なの?

音楽はかっこいい。怖いけど。

パケ絵の女の子可愛い。古いけど。

キャッスルクエスト





キャッスルエクセレントではございません。

将棋ライクゲームっていうのかな。戦略sみゅレーションみたいな。あんま覚えてない。持ってないし。

当時、友人がやたら「これ面白いから!」って勧めてきた記憶。対戦出来たよねこれ。マップ作ったな。

グラフィックのバタ臭いセンスがちょっと凄いね。洋ゲーっぽい感じね。

何だが半熟英雄と比べてしまう。全然別物だけどさ。

クラックス


ハドソン
1990-12-14




米アタリ製のアーケード作品の移植。

落ちものパズル+αって感じです。

ステージごとにクリア条件があって、それに沿ってタイルを積んでいく。みたい。

音ゲーみたいな見た目。ハマると面白い。んじゃないかな。

やったことないです。申し訳ない。

ブロック取りこぼした時のSEが「ウォー!」でちょっと笑った。

洋ゲーだからなのか、プログラマの自己主張が激しいですね。

ジャッキーチェン





タイトルの通り世界のスーパースター、ジャッキーチェンをフィーチャーした横スクロールアクションゲーム。

なんでジャッキーなんだろう…。キャラ絵似てないし…。

91年と、ファミコン後期のためかグラフィックの質が高いです。背景まであるし。

PCエンジンからの移植だそうですが、こっちの方が出来がいいらしい。確かにPCエンジンっぽい気はするな。

操作キャラが大きいので何とも大味感があるのが残念。何だかんだいって結構楽しいんだけどね。

ちょっと対象年齢を低めに設定しているような気もする。

ジャッキーである必要性が全然ないことには目をつぶろうじゃないか。

BGMが映画のものをアレンジして使ってたりするけどな。

高橋名人の冒険Ⅳ





シリーズタイトルとしてはドが付くほどメジャーなんだけども、この「4」をプレイした人ってどれだけいたんだろうか。ハドソンのソフトで最も流通量が少ないらしいので。

上でも述べたとおり、最後のファミコンソフトになります。

1994年6月ってのは、あと半年でプレステとサターンが出る時代なわけです。

3DOはすでに出ているのだ。すごいね。何がだ。

最後発ということもあって、出来は大変良いですね。随分可愛くデフォルメされた高橋名人が、って誰だこいつ。正面顔がまるで別人なんですけど。アゴが見当たらない。

出来はいいんだけど前作までとは異なるゲームシステムのせいか、全然違うゲームに感じる。難易度は下がってる模様。

音楽の雰囲気もちょっと違うよね。最初、モグラーニャみたいだなって思ったね。モグラの方が当然後だけどさ。

何にせよ有終の美というやつを飾れたのでよろしいんじゃないでしょうか。なげやり。

うーん、マイナーソフトはマイナーなだけに愛着のあるものが少ないので何とも言い難いですね。また企画倒れか。

ファミコン後期のソフトはその出来に反して、注目を浴びる事が少ないので、たまにはこういうのも良いかもしれないんだけどな。

ということで。

ではまた。

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