北海道っていったら「食の宝庫」だとか「素材は一流サービス三流」だとかあれこれありますけども、あえてジャンクフードというかB級グルメに絞って紹介してみようという企画。
わざわざ北海道に行ってカップ麺とか食わないと思うので、ネット通販で北海道の味を知るのもいいかもね。
ということでジャンクフード7つ。(投げやり気味)
やきそば弁当
とりあえずド定番。40年に渡る歴史を誇るベストセラー。北海道限定というとよく名前の挙がる商品です。
道民にとってのスタンダードなカップ焼きそばといえばこれ。
ちなみに中身は「焼そばバゴォーン」と同じもの。
商品バリエーションも多く、サイズでは「大判」「でっかい」を含む三種。
味は「濃厚甘口」「ちょい辛」「塩」「たらこ」を含む五種。
過去には「ガーリック醤油」とか「あんかけ風」「ナポリタン」「ポテトチップスのりしお味」なんてのもあった。
焼きうどん弁当は今も現役の様子。
麺の茹で汁に粉末スープを溶かして作る「中華スープ」なるものが付属しているのが特徴。
めんどくさいから作んないけどね。
UFOの方が好きです。
またヤキソバかよって思うでしょ。これ全然別物だから!
今
の時代だとヤバいんじゃないかと思わせるぐらいにステレオタイプなチャイニーズおじさんのパッケージイラストがイカす、袋麺タイプのインスタント焼きそ
ば。フライパンに水を敷いて作るんだけども、ちょっとコツが必要なのである。水の量や焼き時間など、かなりシビアなものである。失敗するとフライパンに
くっついちゃうんだよね。
すごくジャンクな味なのだが、無性に食べたくなる。個人的にはなまら旨いと思うんだけど、割と好き嫌いの別れるテイストな模様。
一袋食べ終わると、もう一つ食べたくなる微妙な量なのも憎い。
ジャンクフード好きにはぜひ食べてもらいたい一品。食い過ぎると気持ち悪くなる点も含めてめっちゃジャンキー。
同タイプの「焼きっぺ」は自分的にはダメ。
名前が凄いね。一袋に二食分入ってるからダブルラーメンだってよ。潔いと思う。
こっちは50年の歴史を誇る袋麺タイプのインスタントラーメンです。ローリングストーンズと同じぐらい息が長いですね。
「しょうゆ」「みそ」「しお」の三種。何ともシンプルな構成。
味もなんというか普通なんだよ。そう普通。そこがいいんだけども。癖が無いから万人向けかもね。
個人的にはそんなにそんなに食べるわけでもなく、ホンコンやきそばみたいな中毒性を感じさせないと思うんだけども、たまーにね、食べたくなるんですよね。
二食分で120円ぐらいなので経済的と言えばそうかもしれない。
商品名もそうなんだけど、このパッケージデザインも説明不足過ぎる潔さで良い。デザイン可愛いよね。緑が好き。緑推し。
カルミン
♪ビタミ~ン すいみ~ん あなたに~ 「カルミ~ン」!
なんていうキャッチフレーズは無いんですけどね。わかる人だけわかればいいよ。
なんと90年以上の歴史を誇る愛すべきラムネ菓子である。何とも懐かしい味わい。やさしいミントから漂う初夏のかほり。よくお婆ちゃんに貰った思い出。
レトロモダンな水色のパッケージデザインがいい感じ。
今時のラムネ菓子とは異なり、人工甘味料が使われていないところもポイント。
これ書くにあたって買ってこようと思ったら今年の3月に生産中止になっていた…。哀しい…。
amazonではプレミア価格になっております。もとは60円だったのだが、200円程度で取引されている模様。
そんな価格で買うのは駄菓子に対して失礼だと思いました。メーカーに還元されるわけでもないしね。
追記:カルミンは北海道限定ではなかったようです。
なぜかそうだと勘違いしている人が多い模様。
もう買えないからどうでもいいけどね。
ソフトカツゲン
ちょっぴり酸味が効いてる乳酸菌飲料。カルピスみたいなもんです。紙パック飲料。
現在では「カツゲン」という名称の商品はなく、スタンダード品が「ソフトカツゲン」である。
フレーバーも色々あって、青リンゴとかミカン(オレンジなんて言わない)とかシークヮーサーとかもある。北海道限定なのにシークヮーサーとはこれいかに。こういう節操の無さが北海道だな。
勝利の源「勝源」なんつって受験シーズンにはデザイン変えて売ったりもしてる。カールとかキットカットがやってるやつね。
個人的にはあんま飲まないですけどね。コーラスウォーターばっか買っちゃうので。
俺がガラナっつったらコアップガラナだろ!
キリンメッツのガラナって全国販売なのかな。飲み比べしたこと無いけど、ガラナっていったらこっちだなあ。
クレイジーケンバンドの横山剣も愛飲してるんだぜ。イーネ!
函館の有名なハンバーガー屋「ラッキーピエロ」ではラッキーガラナなるものが売ってる。中身同じだろうけどな。小原だし。
夏のあっつい日にコンビニ入ったらコーラかガラナで悩むこと多い。ガラナの方が甘い気がするね。
どうも寒冷地では温暖な地方よりも糖度の高いものが受けるという傾向があるらしいですね。北海道向け商品には10%糖分増してるなんて話聞いたことあるな。寒い冬に向けて脂肪を蓄える習性でもあるんかね。
とまあベタベタに甘い炭酸飲料です。
大昔にはコカコーラと覇権を争っていた模様。北海道以外では敗れたわけだが。
リボンナポリン
このわざとらしいオレンジ色を見ろ!でも味はオレンジのレの字も無いです。というか何の味なんだろうこれ。
これもたまーに飲みたくなる。あまり積極的に買わないですけど。
ガキの頃に親戚の家に行った時なんかに、大人が気を使って出してくれる飲み物ってイメージ。模様がプリントされたガラスの厚いコップに注がれる感じ。ノスタルジィ。
結構炭酸がキツいのでそれ目当てで買う時がありますね。塩が入ってるので夏の塩分補給にはいいのかもしれない。
元々リボンシトロンというサイダーの姉妹品なのだが、今ではナポリンの方がメジャーな感じがする。メジャーっていっても北海道内の話だけども。
リボンちゃんキャラメルなんてあるのな。
こんなもんですかね、道内ならどこの店でも買えるものだけを選んだつもり。だから新鮮味が無いんですけど。
ネットで何でも買えちゃうのって便利なんだけど、何だか味気のない話にも感じる。
こういうのをグローバリズムの弊害というんですかね。
ではまた。