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【90年代】邦楽アルバム私的名盤100枚レビュー【00年代】 後編

投稿日:2017年6月2日 更新日:

cd-1003342_960_720のコピー

 えらく時間が開いてしまいましたがようやく完結編です。
これまでの人生の中でよく聴いたなというものを100枚挙げる企画の三回目です。
90年代ベスト100とかそういうのではないです。大体そんなに音楽詳しくないので。順番付けるのも好きじゃないしね。古いのも新しいのも入ってます。(80年代以前のは極力外したつもりではある)
ミーハーで流行りものばっか聴いてた方なので、最大公約数的というか何というか、そういう感じです。聴いた時の年齢や環境がもろに影響している思い出補正100%です。評論家の先生じゃないので客観的なものの見方なんて出来ねえんですね。

前回→【90年代】邦楽アルバム私的名盤100枚レビュー【00年代】 中編 

はい前置き終わり。じゃあラスト25枚。

 

DRAGON ASH 「HARVEST」 (2003)

HARVEST

HARVEST [CD]

Dragon Ash

ビクターエンタテインメント

2003-07-23



 食わず嫌いしてたドラゴンアッシュ。「viva la~」のあたりのチャラくて何だかウソっぽい雰囲気がなんかダメで手が伸びなかったんだけども、本作は全編にわたってドラムンベース主体のミクスチャーロック寄りになった。ヒップホップ色が薄くなって耳がおじいちゃんな俺でも受け入れられましたとさ。
一方で言葉の強さみたいなのは失われてしまったような気もする。好き嫌いは置いておいてもやたらと耳に刺さってきた刺々しい言葉の響きみたいなものは本作には感じない。良くも悪くも丸くなったんですかね。で、それが収穫だったという解釈でよろしいですかね。
この手の音楽にメッセージ性とかいらんけどな。

Fantasista
Dragon Ash
2003/07/23 ¥250

 

RIP SLYME 「TOKYO CLASSIC」 (2002)

TOKYO CLASSIC

TOKYO CLASSIC [CD]

RIP SLYME

ワーナーミュージック・ジャパン

2002-07-24

 ヒップホップのスタイルはともかく、特有のあのオラオラしたマッチョイズムが嫌いでキングギドラとか敬遠してたんだけども、この辺りになってやたらポップなものが出てきた。その筆頭かなこれは。
中流以上の家庭で育った大卒の人間が溢れてる日本のヒップホップシーンならば、ガチガチのB-BOY気取るよりもファッションで取り入れてる方が自然だろって思ってしまう。どうでもいいけどね。
ナンパで楽しそうな感じが良いです。それに尽きる。
セルアウト上等です。ビーフなんてつまんないじゃん。

FUNKASTIC
RIP SLYME
2002/07/24 ¥250

 

V.A 「REAPECTABLE ROOSTERS」 (1999)


RESPECTABLE ROOSTERS~a tribute to the roosters

RESPECTABLE ROOSTERS~a tribute to the roosters [CD]

オムニバス

日本コロムビア

1999-04-10



 トリビュート盤なんてほとんどが産廃なんだと思ってる僕ですけど、これは良いぞと。
KEMURI、TMGE、GROOVERS、pillows、ギョガンレンズ、スカパラ等と豪華なメンツに、初期ルースターズの楽曲ががっちりハマってて、それぞれがちゃんと持ち味を出せているという。
まあファン目線なので実際どうかはわからんけども、どれも最適解に思えてしまう魅力があると思いますです。
GROOVERSの「Sitting on the fence」が好きです。銭函の堤防に座ってるイメージ。ってわかる人どれだけいるかわからんけども。

mm03

大西ユカリと新世界  「大西ユカリと新世界」 (2002)

大西ユカリと新世界

大西ユカリと新世界 [CD]

大西ユカリと新世界

Pヴァインレコード

2002-03-25


 バリバリの昭和歌謡。もうコテコテ。どろりとしたソース味の様な大阪ソウルにやられたね。
「キィハントー」ってパワーワードすぎる。間奏まんまキィハンターだし。
初期のクレイジーケンバンドにあった昭和丸出しな、そして猥雑な雰囲気が好きならハマると思う。というか自分はそうでした。昭和40年代の劇伴っぽい雰囲気もあってザ・シロップを聴いた時の様な気分になったね。こっちの方が露骨に歌謡曲してるけどね。「北国行きで」のカバーも入ってるし。
テンション高いライブ盤も良いです。
大阪だと知名度高いのでしょうかね。

キィハントー
大西ユカリと新世界
2002/04/10 ¥150

 

ザ・クロマニヨンズ 「ACE ROCKER」 (2012)

ACE ROCKER(初回生産限定盤)(DVD付)

ACE ROCKER(初回生産限定盤)(DVD付) [CD]

ザ・クロマニヨンズ

アリオラジャパン

2012-01-18


 ハイロウズの解散の仕方が何とも消化不良で、結局二人で新バンド始めた辺りでなんだか冷めてしまった上に、クロマニヨンズの1stが自分的に全然良くなかったため、以前はあんなに熱のあったヒロト&マーシーから随分と距離を置いてしまった。
それから7,8年経ってラジオから流れた「雷雨決行」に何か感じるものがあって出戻るようにクロマニヨンズを全部聴きました。ああ、クソ。やっぱりいいじゃねえかよ。ってなったね。
いつの間にかブルーハーツやハイロウズよりもキャリアが長くなってしまったクロマニヨンズ。子供の頃の10年は永遠だけれど、大人の10年なんて働いてたら一瞬で過ぎる。でも全然変わらないのが良いというものもある。というのを本作に感じました。
はっきり言うとクロマニヨンズのアルバムはやっつけで作った様な駄曲がかなりある。半分ぐらいかもしれない。歌詞みればわかる。だけどそれを補って余りあるような曲があるので許せてしまう。甘いだろうかね。
本作だと「ハル」が好きです。

mm05

ももいろクローバーZ 「BATTLE AND ROMANCE」 (2011)


CD2枚組 ★ ももいろクローバーZ 「BATTLE AND ROMANCE(バトルアンドロマンス)」 初回限定盤A

CD2枚組 ★ ももいろクローバーZ 「BATTLE AND ROMANCE(バトルアンドロマンス)」 初回限定盤A

キングレコード



 
 アイドルおもしれえ!ってなった。ここからズルズルと泥沼にはまる。言うほど金使ってないけど。
生まれてから30年近くリアルタイムのアイドルに全く興味が無かった自分を開眼させた戦犯。
「怪盗少女」は言わずもがな、個人的には「ミライボウル」と「ピンキージョーンズ」の全く理解が追いつかないわけのわからなさに負けてしまった。音から歌詞から衣装からPVから何一つ統合性がなくて何やってんのか全然わかんなかった。慣れるとフツーなんだけど。
無印からここまでは、10代少女の日常性が楽曲の中に含まれていたけれど、五次元以降はSFやら仏教やらで遠くに行ってしまって、気合いの足りない自分は追いつけなくなってしまいました。脱落。
本作では「ワニとシャンプー」が一番好きです。あーりんわっしょい。

ワニとシャンプー
ももいろクローバーZ
2011/07/27 ¥250

 

私立恵比寿中学 「金八」 (2015)


金八(初回生産限定盤)(Blu-ray Disc付)

金八(初回生産限定盤)(Blu-ray Disc付) [CD]

私立恵比寿中学

DefSTAR RECORDS

2015-01-28



 そして桃から流れて蝦に辿り着くというよくあるパターン。既存のファンから最も嫌われるやつ。
エビ中のメジャー2ndにして8人体制になって初のフルアルバム。エビ中は歌唱力の平均点も高いし、楽曲が素晴らしく良いのにいまいちメジャー感が無いような。といっても現役でエビ中より売れてるアイドルって数えるほどしかないんだけどな。
本作はアッパー系としっとり系(ダウナーではない)のバランスが良い。アゲ曲「金八」「テブラ」「キンテマ」「ちちんぷい」「ハイタテキ」、チル曲「フユコイ」「プレイバック」「張り紙」「蛍の光」名曲ぞろいです。「町田」も好きです。
作家陣も豪華でMステ初出演時の勢いを感じる。鈴木慶一と曽我部恵一が二人で一つの曲に携わってるって俺得すぎる。

金八DANCE MUSIC
私立恵比寿中学
2015/01/21 ¥250

 

Buono! 「Buono!2」 (2009)

Buono! 2 (通常盤)

Buono! 2 (通常盤) [CD]

Buono!

PONYCANYON INC.(PC)(M)

2009-02-11


 ハロプロは全然わかんないんだけど、Buono!は好きです。「ももち」こと嗣永桃子が参加してるユニットって言えばわかるかもしれない。ちなみに熱心なファンは嗣永をももちとは呼ばない。桃子という(らしい)。知らんわ。
歌の上手い子を集めたユニットってことなんだけど、それ以上に曲が良いです。ものすごく90年代の匂いがする。いい意味でちょっとダサい音。ドルオタは30代以上の割合が多くてメインの資金源だからなのか、そういう世代を狙ったような楽曲は少なくないよね。でんぱ組が渋谷系に接近してたのってこういうことだと思ってる。違っても謝らないけど。
「co・no・mi・chi」「ガチンコでいこう!」が好き。ベスト一枚だとなんか物足りないです。

ガチンコでいこう!
Buono!
2008/08/20 ¥200

 

BUMP OF CHICKEN 「THE LIVING DEAD」 (2000)


THE LIVING DEAD

THE LIVING DEAD [CD]

BUMP OF CHICKEN

トイズファクトリー

2004-04-28



 バンプでまともに聴いたことあるのはこれとフレイムベインぐらいで、後はシングルを何曲かって感じなんだけども。天体観測の頃にまとめて聴いたってやつだね。よくある。
 グングニル、ランプ、k、グロリアスレボリューションと良曲ぞろい。音もまだまだシンプルなバンドサウンドで気持ちが良い。
ただ、聴いたのが大学の頃だったので、詞に共感してドハマリするという感じではなかったな。中二だったら危なかったぜって思った。ブルーハーツの熱心なファンとバンプの熱心なファンて近いところがあるなと。
関係ないけど、RADWINPSの前前前世を脳内再生すると途中からグングニルになってしまうのは俺だけではないはずだ。
おっぱいが~ドッキング~とかポキールとかああいう大学生っぽいノリが好きだったりする。

グングニル
BUMP OF CHICKEN
2000/03/25 ¥250

 

ケツメイシ 「ケツノポリス3」 (2003)


ケツノポリス3

ケツノポリス3 [CD]

ケツメイシ

トイズファクトリー

2003-10-01




バンプの次なので君にバンプ。ってこれに入ってませんけど。
ケツメイシは謎だらけだった。なんだその名前。なんだこのジャケ写。そんでヒップホップとレゲエを混ぜて歌謡曲を垂らしたようなよくわからない楽曲。
最初に耳にしたのが2000年ごろにラジオで聴いた「こっちおいで」だったので、名前以外は特に引っかかることもなくすり抜けて行ったんだけども、後年、というか気付いたらあっちこっちで流れるようになってたね。
2,3,4しか聴いてないんだけども、3が一番多く聴いたような気がする。「夏の思い出」とか好きね。こういうのを素直に聞けるようになった自分に気付いて少し大人になった気がしてた自意識過剰で被害妄想狂の僕です。

夏の思い出
ケツメイシ
2003/07/16 ¥250

 

キタキマユ 「トリコロル」 (2001)


トリコロル

トリコロル [CD]

キタキマユ

ソニー・ミュージックレコーズ

2001-12-05



 CDラック漁ってて声が出てしまった。今の今まで忘れていたけどこれ大好きだったなって。

アルバムはこれ一枚しか出していないんだけど、田島貴男に曽我部恵一なんて恵まれた人材をバックに付けて彼女はただ歌うだけという。キタキマユって何者なんだ?業界的に重鎮な方の娘さんか何かなのか?と思ってたりしたな。彼女が司会をしていた音楽番組のツテであったようです。まあそんなことはいいんだ。
歌唱力で勝負しているわけではないし、楽曲製作するわけでもない。というか本業は女優だし。だけど彼女の歌声が何だか素敵に感じる。多分それが答えなんでしょうね。
何だかわからないけどいいじゃんて。
理屈じゃなくて好きなものはあるんだなと感じる一枚。

mm11

UA 「アメトラ」 (1998)


アメトラ

アメトラ [CD]

UA

ビクターエンタテインメント

1998-04-22



 中学生の頃、深夜にテレビで見た「悲しみジョニー」の映像が何だか退廃的な雰囲気でグッときたような記憶。アルバム聴いたのはずっと後ですけど。
ワールドミュージックの様です。邦楽のメジャーレーベルのものとは思えん。
ジャズやらラテンやらバラバラなジャンルの楽曲集なのに不思議と統一感がある。98年当時のシーンというか市場を考えたらありえないような音ばかりで驚く。そしてこれが40万枚以上売れたって、どこの国の話なのかと。多分当時聴いても俺なんかじゃ全然ピンと来なかっただろうなあ。
これから10年経っても20年経っても古びない普遍性がある。これをポップスと括って良いのかは分からないけれど。
「恋人」「貴方の一番好きな歌」「アントニオの唄」が好きだなあ。

アントニオの唄
UA
1998/04/22 ¥250

 

V.A. 「FM802 Hit Radio 802」 (1997)

HIT RADIO 802

HIT RADIO 802 [CD]

オムニバス

ポリドール

1997-10-01

 大阪のFMラジオ局FM802によって選曲された当時のヒット曲コンピ盤。FM802は独自の選曲基準があって、アイドルや演歌、声優の曲は流さないという鉄の掟があるそうで、結果的に通好みなラインナップになっております。
スピッツ、中村一義、スガシカオ、コーネリアス、サニーデイサービス、山崎まさよし…と挙げるとなんとなく共通項が見えてくるよね。
これでしか聴けないサニーデイの「都会(version#2)」とGLAYのライブ音源「LOVE SLAVE」があって、結構貴重なんじゃないかなと思う。
良質なコンピでございますよ。
サニーデイは未収録の良い曲多すぎなんだよ。「蜂と蜘蛛」とか「空飛ぶくじら(カバー)」とかさ。

One more time,One more chance
山崎まさよし
2005/09/21 ¥250

 

T.M.Revolution 「Triple Joker」 (1998)

triple joker

triple joker [CD]

T.M.Revolution

エピックレコードジャパン

2002-07-01

 ああ、超懐かしい。なんだこのジャケ写。
実は人生で初めて買った中古CDだったりする。僕が生まれ育った札幌の東の果ては家しかないクソ田舎で生活圏内に中古CD屋なんてなかったのでね。どうでもいい。
ギリギリ中学3年の頃でヒットチャートばっか聴いてた頃です。
「level4」「high puressure」「white breath」「蒼い霹靂」と売れたシングルが4枚も入っててお得です。今の感覚だと既存曲4つも入れんなって思うんだろうけどな。
特に語ること無いんだけれど、今回これ書くに当たって聴き直したらさ、やっぱりなんかいいんだよね。俺も昨日生まれたわけじゃなくて、ちゃんと中学の頃があったんだなって実感出来た。
それだけで価値がある。

HIGH PRESSURE
T.M.Revolution
2004/08/12 ¥250

 

Tommy February 6 「Tommy February 6」 (2002)

Tommy february6

Tommy february6 [CD]

Tommy february6

DefSTAR RECORDS

2002-02-06

 ブリグリの川瀬智子による変名ユニット。80年代MTV的なチープでキュートで毒っ気のあるガーリーポップなアルバム(カタカナ多くてバカっぽいな)。
もろに企画モノ臭がするくせにちゃんと聴ける造りで小憎たらしいですね。個人的にはフレンチっぽいのがツボです。
絶対どっかで聴いたことあるのに元ネタが何だかわからないモヤモヤ感がありまくりで、これを意図的にやってるんだったら悔しいなと。いや、そんなに洋楽詳しくないけどさ。
カイリーミノーグとか世代じゃないのでよくわかんないですね。でも好き。

EVERYDAY AT THE BUS STOP
Tommy february6
2004/02/26 ¥250

 

The ピーズ 「クズんなってGO」 (1992)

クズんなってGO

クズんなってGO [CD]

Theピーズ

ビクターエンタテインメント

1992-04-21

 バブルとモラトリアムの落とし子(勝手に命名)、ピーズの4枚目。音がスカスカです。ただでさえバンドブームの頃って音に圧が無い感じなのに、加えてオリジナルのドラムスが抜けてしまったことで何とも頼りない音になってる。
でもそんなことどうでもいいくらいに地味な名盤だと思ってる。
ハルの書く情けなくてみっともなくて怠惰で下世話でバカな詩の世界が、ここに来て「リアルなしんどさ」みたいなものを纏って、以前よりもぐっと心に刺さるようになったと思う。
「ふぬけた」の投げやりなぶっきらぼうな感触に顕著に表れてる。
「君は僕を好きかい」が真っ直ぐに耳に入ってくるのはピーズだからっていうのがあるんだよなあ。多分。
「便所モンキー」はひどい曲です(笑)。

ふぬけた
The ピーズ
2007/11/07 ¥250

 

YMCK 「FAMILY MUSIC」 (2004)

ファミリーミュージック

ファミリーミュージック [CD]

YMCK

インディーズ・メーカー

2004-11-03

 こういうのってチップチューンっていうんだなってこれで知ったね。すごく簡単に言うとファミコンの音です(厳密にはちょっと違うけど)。企画盤っぽい雰囲気あるけどコンスタントにアルバム出してるみたいですね。僕は二枚ぐらいしか聴いてないけれど。
このピコピコサウンドはあくまで楽器であって、楽曲自体はジャズなんじゃないかなって思うんだけどどうですかね。テクノっていうものとはかなり距離がある気がする。
ラストの「Your Quest Is Over」はヤバい。コントローラー持ったままテレビ画面を見つめていたあの気分にさせられる。ああ、終わっちゃったけれど、まだ電源落としたくないな的なやつ。
余談だけどこれヴィレッジヴァンガードで買いましたね。
一時期ヴィレヴァンは重要な情報源だったんだよ。雑誌とかテレビとか全く見なかったから。

Magical 8bit Tour
YMCK
2004/11/03 ¥250

 

キリンジ 「3」 (2000)

3

3 [CD]

キリンジ

ワーナーミュージック・ジャパン

2000-11-08

 今だからこそわかるこの魅力。当時は多分わかった気になってただけかもしれない。いや、それでいいんだけどさ。余計な知識なんか音楽愛するのに必要無いんだけども。
山下達郎とか大滝詠一あたりのシティポップス感全開。
3枚目というのは往々にして色々と手を出してみたくなるものなんだろうなあと、結構色んなジャンルが散りばめられていて雑多で飽きないね。良曲ぞろいでも一本調子だとダレる性分なので。でもインストはいつも飛ばしてしまいます…。
「アルカディア」「あの世で罰を受けるほど」「千年紀末に振る雪は」が好き。
このジャケ写は誰か止めなかったのかと思うけど、インパクトあるからいいのか。

アルカディア
KIRINJI
2000/11/08 ¥250

 

キノコホテル 「マリアンヌの憂鬱」 (2010)

マリアンヌの憂鬱

マリアンヌの憂鬱 [CD]

キノコホテル

徳間ジャパンコミュニケーションズ

2010-02-03


 ファズギターとオルガンの音聴くと無条件に興奮するパブロフ犬の様な僕ですので、聴いて即手に取ったわけです。正直あんまり期待してなかったんだけどね。ピンキーとキラーズみたいなM1「静かな森で」でいきなりキたね。ただベッタベタなGS歌謡ではないですね。今っぽいというか何というか。フェスに出ても浮かない感がある。いや、浮くか。
GOGO7188のGS歌謡な部分をもう少し、いや、かなり、押し進めたようなロックバンド然とした音であります。
夏っぽくていいぞ。

夕焼けがしっている
キノコホテル
2010/02/03 ¥200

 

曽我部恵一BAND 「キラキラ」 (2008)

キラキラ!

キラキラ! [CD]

曽我部恵一BAND

ROSE RECORDS

2008-04-15


 色々と思うところはあるのだけれど、これはこれでグンバツに良いのだ。
熱病のようにサニーデイサービスに取りつかれていた頃には全く受け入れられなかっただろうなとは思うんだけれども、ちゃんとバンドしていて、それでいてサニーデイとは異なるアプローチがある。
声が全然違うので、初めはボーカルが別の人間だと思ったんだけどね。
一発目の「天使」の「天使はおじさんだった」の部分が、ああ、曽我部だなあって思ってしまえる力技感。「キラキラ!」のイントロアルペジオからの入り方で涙が出てしまう不思議さ。やっぱり好きだなあ。
「5月になると彼女は」聴いて、あれ、陽水通ってるのかなって思った。
とにかくいいです。
「青春狂走曲」聴いてもうサニーデイは無いなって思ってたら再結成してやんの。悔しい。ビクンビクン。

天使
曽我部恵一BAND
2008/04/15 ¥200

 

V.A. 「MODS MAYDAY 25th」 (2005)

MODS MAYDAY 25th

MODS MAYDAY 25th [CD]

オムニバス

日本コロムビア

2005-07-20



 おそらくは映画「さらば青春の光」の影響下で始まったイベントであるMODS MYDAYの、25周年を記念してつくられた企画盤。日本のモッズシーンにゆかりのあるバンドが参加してる。ハイロウズやコレクターズなどのメジャーバンドをはじめ、モッズ界隈の「FACE」なバンドがオリジナル、カバー曲
ごちゃ混ぜに収録されております。
本場ロンドンのモッズ系コンピレーションを聴き倒しているとニヤニヤ出来ること必須でございます。
「MAYBE TOMMOROW」はどうあってもかっこいいのだ。「CAN YOU HEAR ME」みたいなオリジナルモッズ時代(60年代)の楽曲が(カバーだけど)あるのが嬉しい。
これに収録されている「MOD TRACK」はハイロウズで一番最後に発表された曲だったりする。まあお遊び曲だけどね。
そういえば昔、札幌にSTOMPというモッズ御用達みたいな店があってたまに行ってたな。缶バッチぐらいしか買わなかったけどさ。

モッズ・アー・オールライト #1
The Shamrock
2005/03/08 ¥150

 

木村カエラ 「KAELA」 (2004)

KAELA (初回盤 特典DVD付)

KAELA (初回盤 特典DVD付) [CD]

木村カエラ

コロムビアミュージックエンタテインメント

2004-12-08


 2004、5年ごろというと自分的には一番音楽から遠ざかっていた時期で、何でこれを持っているのかよくわからない一枚。でも一時期クルマに積みっぱなしだったのでよくかけていたような。
この人の本業は何なのかよくわかんないんだけどモデルなんだね。sakusakuも見たことが無いので全然情報が無いでやんの。
その分CDから得られるものだけで感想書けるからまあ良し。
多分良い意味でも悪い意味でもこの人はアイドルなんだと思う。アイコンでもいいけど。少なくとも音楽との距離感がね。
つまりは木村カエラの魅力を引き出すに足る楽曲を作家陣が書いて、それを武器に戦うという構図。なんじゃないかな。違うかも。まあちょっと覚悟はしておけ(さだ)。
非常に耳触りの良いポップ・ミュージックです。「誰」のリフが好きです。
ジャケ写がエロい。好き。

Level42
木村カエラ
2010/02/03 ¥250

 

aiko 「桜の木の下」 (2000)

桜の木の下

桜の木の下 [CD]

aiko

ポニーキャニオン

2000-03-01


 この頃って女性ソロシンガーみたいなのがわらわら出てきてた時期で、何だかなあって思ってたんだけどaikoは「おっ」って思わせるようなものがあった。ホンモノっぽいっていう。
譜割りも含めて歌詞が面白いかどうかがその基準。あと何だかわからないけれど生々しいエロスが含まれている感じがします。だからか知らんけど、割と男受け良かったような気がする。決してアイドルタレントみたいな整った容姿じゃないんだけれど、それが余計に、こう、あれだよ、いいんだよね。容姿なんか音楽に関係ないけどね。
ポップさの中に毒がある感じっていうベタだけどベタには勝てないっていう。
本作はメジャー2ndで、ヒットした「花火」「カブトムシ」「桜の時」を収録しております。
そういえば、初めて見た時の印象は「イルカみたい」だった。海洋生物でもなければ蘇我入鹿でもなくて「なごり雪」のイルカな。

桜の時
aiko
2016/05/13 ¥250

 

音速ライン 「100景」 (2006)

100景

100景 [CD]

音速ライン

ユニバーサルJ

2006-07-26


 これ2006年なんだ。聴いたのはもっと後だな。
結構疾走感があって激しいってほどではないにしろ楽器がしっかりしたロックなんだけれど、不思議と繊細さやノスタルジーを感じさせます。正に水色っぽい印象がある。なんかネオアコじゃないフォークっぽさがあるよね。あくまで雰囲気の話。
「コトノハ」「みずいろの町」「ナツメ」「観覧車」が好きだ。
これメジャー2ndなんだけど、1stの「風景描写」と一緒に聴いたのでどっちにどれが入ってるのか正直把握していないです。まあ同じ世界観を共有しているということで。
「観覧車」のイントロ聴くとナンバガ思い出してしまうのは俺だけじゃないはずだ。

みずいろの町
音速ライン
2006/05/31 ¥250

 

ナンバーガール 「NUM-HEAVYMETALLIC」 (2002)

NUM-HEAVYMETALLIC 15th Anniversary Edition

NUM-HEAVYMETALLIC 15th Anniversary Edition [CD]

ナンバーガール

ユニバーサルミュージック

2014-06-18


 はい、100枚目。
ナンバガ三枚目にしてラストアルバム。そして最高傑作。邦楽ロックでこれを超える衝撃にはこの15年お会いしておりません。まあ丁度このぐらいからそんなに熱心に邦楽聴いてないけどさ。
録り方のせいなのかよくわからんけど、音の迫力がすんごいです。でもただ煩く轟音掻きならしているわけではないという良い塩梅のバランス。音の一つ一つははっきりしている。
空間自体が歪んでるようなギターや、残像が見えそうなドラムの音がなんとも印象的。そこに読経のようなボーカル、不条理な詩世界が合わさって、なんだかもう臨界点の様相。ギリギリ感にお腹いっぱいになります。気軽に聴く気にはならないけど。
向井のメロディには「通りゃんせ」感があると思うのです。福岡だからかしら。
もう少し早く知ってればなあって思った数少ないバンド。
田渕ひさ子ほどかっこ良くギター鳴らす女の人を俺は他に知らない。

NUM-AMI-DABUTZ (2014 Remaster)
ナンバーガール
2014/06/18 ¥250

 

ということで私的名盤100枚でした。
自分的にも色々足りてなかったりしますが。
どうですかね。懐かしかったりしますかね。
ちゃんと聴き直してから書こうって決めたから時間がかかりすぎてしまった。

ではまた。

-オンガク
-,

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