R30だよ、全員集合。
今聴くと懐かしくもちょっぴり恥ずかしいかもしれないあの夏の記憶。
90年代(中盤~後半)のJ-POPチャート上位を彩った曲たちを、動画を添えてお送りいたします。
特に好きでも無かったのに、ラジオやテレビで何度も耳にした音楽。そういったものこそが何よりも当時の記憶を鮮明に呼び起こすスイッチ足るのだと思うわけです。
時系列がバラバラですがmixテープってそういうもんだと思うので。
狙うはギリギリの線。
GLAY / Yes,Summerdays
ああ、夏っぽい。イントロが特に。PV(最近はMVというらしい)が二種類あって、私はこっちの方が好きです。夏っぽくて。
浅瀬ズザーからの不審者ステップでいつも笑ってしまう。こう見ると90年代ってやっぱ昔なんだなと改めて思わされてしまう次第。時としてもちょっとダサかったけどねこのPV。
Puffy / 渚にまつわるエトセトラ
Puffyの曲は年とってからというか、音楽知識が付いてから聴き直すと色々発見があって面白い。当時は何も考えずに耳を素通りしていきましたけどね。
陽水の常軌を逸したキテレツな歌詞と民生のパロディに塗れた曲が創り出す、何ともユルく気持ちのいい世界観がロドニーのイラストで倍プッシュしてた。
スピッツ / 渚
草野マサムネって海とか行かなそうな感じする。
静かに明ける朝の海の様な、穏やかに暮れる夜の海の様なそんな藍色なイメージです。
イントロの「渚」感がすごい。説明できないけど。めっちゃ渚してる音だわ(バカ)。
T.M.Revolution / High Pressure
西川×風。当時からこんなパロディっぽい撮り方してたんだね。記憶よりチープだった。
夏特有のバカなノリが気持ちいい。歌詞の意味はイマイチわからんが自信満々さになんだか納得してしまうのです。音すごいシンプルね。
玉置浩二 / 田園
ドラマの曲だったような記憶。
自分は住宅街で育ったので、こういう子供の頃の共有体験的な歌詞には共感は出来ないんだけど、何だか懐かしさに似た感情を持っていた様な気がする。
夏×田舎×子供。スティーブン・キングのような。って言いたかっただけ。
安室奈美恵 / You’re my sunshine
こういう普段聴かない系統は本当に懐かしく感じる。
同世代の北海道民にしかわからないだろうけれど「スパラン」を何だか思い出す曲。
当時特に好きでも嫌いでもなかったのに、今歌詞見るとちゃんと歌えたりする。聞こえないフリしててもちゃんと血肉になっているんだな。
DA PUMP / Love is final liberty
ケーハクな夏って感じでした。
何だかチャラチャラしてるやつらてイメージだったけど今見るとすごい健全ね。髪もフサフサだしISSA。
やっぱり初期のm.c.A.T楽曲は良い。すごく日本人的な感じがしてね。全然黒くないんだもん音。
センチメンタルバス / Sunnyday Sunday
直球勝負!夏→甲子園→ドカベンのイントロという発想。
90年代で二分半しかない曲って凄いね。萩原健太が喜ぶかもね。
こういう一発屋(悪意はない)の曲はラジオで使いやすいのか今でもたまに流れたりしますね。AIR-Gは同じ曲ばかりかけすぎなんだよ。
FIELD OF VIEW / 突然
ポカリスエットのCM曲繋がりで。ちょっと初夏っぽいかも。爽やかだし。
作詞が坂井泉水なんだなこれ。あまり語ることが無いのである。シングル買ったのにね。
大黒 摩季 / いちばん近くにいてね
ビーイング繋がりでパン屋の娘さん。大黒摩季は何気に夏っぽい曲多いんだけども、その中でこれが一番好きかも。音がラテン系だからか。
進行が何だかTUBEっぽいと思っていた当時。今でもそう思うわ。
ゆず / 夏色
今見ると随分かわい子ぶってますね。まだちゃんと「フォーク・デュオ」してた頃のゆず。あざといPVも良い。
ベタな歌詞だけどその分ストレートで、鬱屈した気分で日々を過ごしていた当時の私に色々と劣等感を抱かせたものでした。自転車で坂を下りたくなるね。
モーニング娘。 / サマーナイトタウン
キャバクラ臭さ全開の頃のモー娘。全然興味無かったけど曲は好きだったな。
この水商売っぽい雰囲気がつんくの持ち味だったように思う。
まさか20年近く存続するようなグループになるとは誰も思わなかったでしょうな。
というわけで12曲。いかがだったでしょうか。
動画の関係で省いたものもあるんだけど、12曲ってアルバムっぽくて丁度いいかもしれない。
ではまた今度。